定期検診の重要性について
- 2023年4月14日
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こんにちはSHO DENTAL Salonです。
本日は定期検診の重要性についてお話いたします。
早速ですが、少し考えてみてください。
みなさまが80歳の時点で残っている歯の平均本数はどれくらいだと思いますか?
なお、一般的な成人では親知らずを除けば28本が基本的な本数です。
それじゃあ、25本くらいは残ってそうですかね?
残念ながら現状、そこまでお口の中の状態はよくなさそうです。
80歳の時点で残っている歯の本数は、定期健診に行っている人で平均15.7本。
歯が痛くなった時だけ治療を受けた人では平均6.8本です。
定期的に検診をしている人とそうではない人でこんなにも差が生まれてしまうのですね。
さらに、雑誌プレジデントの“人生の後悔”についてのアンケート調査では、70歳代の方の健康分野では、なんと「歯を失ったこと」といった後悔が1位となっているのです。
多くの方が人生の大きな楽しみである“食事の楽しみ”が半減してしまうとのことでした。
こういった後悔をしないためにも、わたしたち歯科医師は定期検診にいらっしゃることを強く推奨していますが、そもそも歯が痛くないのになんで歯医者に行くのか疑問に思う方が多いと思います。
「予防歯科」という言葉をよく耳にしたことがあると思いますが、最近では、虫歯や歯周病にかかる前に「予防」のために定期的に歯医者に通う方が増えています。
歯科医院で定期検診(メンテナンス/歯のクリーニング)を年3~4回受けて頂くと、虫歯や歯周病になるリスクを減らすことができます。
また、虫歯は初期の段階ではほとんど痛みを感じないため、虫歯になりはじめは気が付かず、「痛みを感じたら歯医者に行く」という方が多いですが、歯の痛みなど自覚症状を感じた時点ではかなり悪化していることが多く、場合によっては歯を抜いたり、神経を取らなければならなかったり、治療に時間や費用がかかります。
しかしながら定期検診でご自身では気づかないところに異常が無いかをチェックすることで、もし小さな異常が発見されても、早期治療を行い虫歯や歯周病のリスクを減らすことで、将来支払う治療費や治療回数を抑えることができます。
定期検診の料金は保険適用となりますので、3割負担で一回3000円〜4000円程度です。
お口の中の状態によってそれぞれの定期検診の頻度は異なりますが、多くの方は3~6ヶ月に一回通うことになります。
お時間は30分~1時間程度ですが、実際に治療が必要になってしまうと通院の回数が増え、治療期間が長くなり、かえって多くの時間をとることになってしまいます。
歯科検診の内容は、虫歯・歯茎のチェック、歯垢・歯石除去、小さな治療であればそのまま治療に移ることもあります。
歯は、失って初めて自分の歯の大切さを感じるものです。
何かあってからではなく、ご自身の歯の健康を守るために、ぜひ定期健診にお越しください♩
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